前回に引き続き、かまいたちの夜について語っていきたいと思います。
Tree Sparrow with a stunning beard. (見事な顎髭の雀) / Dakiny
前回は、かまいたちの夜の二次創作を中心に話しました。
今回は、初代かまいたちの夜について中心に、引き続き語っていきたいと思います。
主人公の矢島 透
彼の名前は、シルエットが透明なところからきています。
ヒロインは小林 真理
謎解きゲームということで、真実を明かす意味からきています。
初代かまいたちの夜は、ホラー色がかなり強い作品でした。
ほぼ全員が初対面の中での殺人
これが初代が、今でも最高傑作と言う人が多い一つの理由です。
2からはもちろん、新キャラ以外は知り合いなので
どんな人かが大体わかってしまっています。
なので、初代かまいたちの夜ほどの
疑心暗鬼がどうしても生まれないのです。
そして、空間が狭いというのも一つの理由だと思います。
空間が狭いなかで、どこに殺人犯がいるか、わからないと言った緊迫感。
そのドアの一つ向こうで、何が起こっているのかわからない緊張感。
とてもホラー性を高めるために効果的な方法だと思います。
ボクはかまいたちの夜2も大好きなんですが
一般的には失敗だったんじゃないかな?と思ってます。
(チュンソフト側も、ロケ地や映像にお金をかけすぎたと言っていましたし・・・)
初代を超えるっていうのは、どこの業界でも難しいですよね。
ターミネーター2が珍しいくらいなんじゃないでしょうか?
これと同じことが起きたのが
シークレットゲームだと思います。
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これも2になって、会場?が広くなったせいで
緊迫感が減ってしまったかな・・・と。
バトロワとかもそうですかね・・・?
ちょっと外れますが、かまいたちの夜が好きな人なら
この作品も楽しめるんじゃないかな?と思います。
13人のプレイヤーが閉鎖された空間に閉じ込められ
参加者一人ひとりにPDA端末が配られます。
首には、死へと繋がる爆発する首輪が付けられています。
それの解除条件は一人ひとり別で、お互いの解除条件も知りません。
・PDAを5台以上集めろ
と、いったものや
・自分以外の全プレイヤーの死亡
と、全く違った解除法が設定されているのです。
ここでの疑心暗鬼は、初代かまいたちの夜を超えているかもしれません。
もし、未プレイの方は、是非プレイしてみてください。
と、ちょっと横道にそれましたが(これからもあると思います...w)
で、それをまた復活させようとしたのが
だったんですが、あれはちょっと失敗でしたね。
(また、改めて語ります)
初代かまいたちの夜は、伏線も非常に多く
誰が犯人でもおかしくない状態でした。
全員が犯人に見えるような表現
が、さすが、我孫子武丸さん!!って感じでしたね。
と、ちょっと雑談ちっくになってしまいましたが、
次回は、その我孫子武丸さんの別作品についてを中心に話してみたいと思います。
(どんどん話が変わってすみません...w)
では。