Androidアプリ開発をしている個人、企業様はたくさんいますが
今回は個人のほうの話です。
企業のほうは頻繁にやってるセミナーなんかで聴いた方が良いでしょう。
ちなみにワタシがAndroid開発を始めた理由はいくつかあるのであげていきたいと思います。
(あくまで個人的な考えです)
①初期投資が少ない
これは、やはり大きいのではないでしょうか?
よくiOS(iPhone)アプリと比較されることが多いです。
iOS
年間8400円の継続費(下記リンク参考) + Macを持っていない人は、初期投資でMac代がかかります。
プログラムへの登録 - iOS Developer Program -
[browser-shot width="300" url="https://developer.apple.com/jp/support/ios/enrollment.html"]
(ワタシはMacはもっているのですが、古いので開発ができるようなレベルではなかったです)
Android
こちらは初期投資25$(下記リンク参照)で、半永久的にGoogle PLAYでリリースできます。
(それすらケチりたいという人は自分で出したり、Amazonを使う手もありますが・・・)
デベロッパーの登録 - Android Developer ヘルプ -
[browser-shot width="300" url="https://support.google.com/googleplay/android-developer/answer/113468?hl=ja"]
断然、Androidの方が安いことがわかります。
しかし、収入は基本的にはiOSの方が有利です。
(いろんな要因があるので割愛します)
②ランキングのインパクトが小さい
正直、この業界もGREEやDeNAさんを始め、スクエニなんかも入ってくるビッグマーケットになりました。
企業で数百~数千万円単位で広告出されたら、個人が対抗できるわけがありません。
iOSはどちらかというと、金をかければランキングは誰でもあげれます。
逆に言うと、金のない個人デベロッパーは不利な気がします。
Google PLAYのランキングアルゴリズムはかなり複雑で、まぁあがるっちゃあがりますが
Apple Storeほど、過敏ではありません。
まぁワタシの場合、広告に投資することが全くないので
⇒検索で勝負
ってことです。
そうすれば、意外とすんごーい作り込まれたゲームじゃなくても
検索に引っかかっちゃうことがあると思います。
お金をかけて(広告も開発も)、ランキングあげるならiOSが
密やかに地道にやっていくならAndroidが
ってイメージです。
それが若干ワタシの状況では有利かな?と。
ニッチ狙いってことです。
③アプリを出したいときに出せる
iOSアプリをリリースする際には、Apple社の審査が入ります。
これで、OKが出るまでアプリをリリースできません。
また、基準を満たしていない場合はリリースさえできません。
もちろんユーザーにとっては怪しいアプリを排除できますが(最近そうでもない話題がありましたが...)
真面目にアプリを作ってる人には、早くリリースできないのはちょっと面倒かもしれませんね。
その分Androidはすぐにリリースできます。
(実際に反映されるまで数時間かかりますが)
これは、思ったことをすぐ世に出せたり、障害対応には嬉しい機能だと思います。
④Javaを使える
これは普段から使ってる言語にもよりますが
iOSのObjective Cよりは、親しい人は間違いなく多いはずです。
なので、比較的最初のハードルは低いと思います。
しかし、作り込む方向性によっては、iOSの方が細かいところまでカバーしてくれてるイメージがあるので
早いかもしれません。時と場合によりけり・・・
⑤Intent!!
Androidの有利点で有名ですが、Intentはやはり便利です。
ものすごーくかいつまんで言うと、他のアプリと連携できる機能です。
なので
アプリのここの機能は作れないから他のアプリにやってもらって・・・
みたいなことができます。
例えば、写真を選択して表示するアプリで、実際の選択はファイルマネージャーソフトに任せるなど・・・
これは、やはり便利でしょう!!
⑥ドロイド君が好き!!
すみません。完全に個人的な理由です。
(最後の最後でスマソw)
でも、こうゆう理由のない動機って大事だと思うんですよ。
(いつになっても変わりにくいから・・・)
あとは、パッと思いつくデメリットをあげてみます。
対応機種が多すぎる
iPhoneと違い、何百~何千機種というスマホに対応しなければなりません。
アプリの使用頻度が低い
と言われています。開発者にとっては分母は多い方が良いのは当たり前です。
使えない広告がある
有名なのはiADとかですね。iOS専用のアド会社があります。
エミュレータが重い(場合がある)
以前僕が書いたAndroid エミュレータに関して のようにCPUがintel製じゃないと重いです。
このようにAndroid、iOSアプリ開発には、思いつきだけであげても
それぞれのメリット・デメリットがあります。
それぞれを理解してから開発を始めることをオススメします。
それぞれをやっていく過程で、双方の良さやデメリットの解決法も見えてくるので
上手くやれば、どちらでも楽しくできると思います。
ワタシもiOSアプリ製作も近々始める予定です。
(リリースするかはわかりませんが)
以上、Androidアプリのメリット・デメリットでした。
では。